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​Problems

​問題背景

ホームレス状態にある人々の抱える深刻な問題

仕事を失う。住まいを失う。

ホームレス状態に至る経緯は様々です。

もしかすると、そこに至るまでに、誰にも助けを求めることが出来なかったのかもしれません。

本当に苦しいときや辛いときに、誰かが手を差し伸べてくれるようなつながりを失ってしまっていることが、彼らの抱える最も深刻な問題なのです。

そして、そうした社会的に孤立した状況は、やがて「自分は誰からも必要とされていない」という想いを抱かせ、前向きに生きていく力を失っていくことにつながっていきます。

孤独の街、山谷

かつて日雇い労働者が多く集まる街であった通称「山谷地域」。

現在、その多くが高齢者となった彼らは生活保護を受給しながら簡易宿泊所(ドヤ)で暮らしています。

しかし、身寄りのない彼らにとって、社会的に孤立しているという状況は変わりません。

依存症、介護難民、孤独死、自殺…。

孤立は形を変えて、より深刻な問題を引き起こしています。

ホームレス問題を根本的に解決するために

ホームレス状態にある人々の存在は、互いに手を差し伸べあうことのできる人と人とのつながりがこの社会に失われつつあることを意味しているのかもしれません。

もし、彼らが山谷地域の中で孤立せずに暮らしていくことができれば、ホームレス問題を根本的に解決する大きな一歩になると私たちは信じています。

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