2020年 冬の募金へのご協力をお願いします。
きっと、社会はやさしくなれる。
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活をはじめ多くのことを変えました。
しかし、変わらないこともあります。
社会から孤立し困窮した生活を送る人がいること。
多くの人々が感染することに大きな不安を感じる中で、今もなお路上で生活を送らなければならない人がいること。
そして、誰からも愛されていないと深い孤独を抱える人がいること。
いまだに感染拡大状況に収束の兆しは見えません。
感染への不安は人から相手を信じる心を奪っていきます。さらに、経済状況の悪化は仕事や収入を奪い、私たちの生活を追い込んでいきます。
しかし、警戒心や猜疑心を強めていった結果、私たちの暮らしは守り続けられるのでしょうか。
感染拡大前の暮らしを取りもどすことはできるのでしょうか。
多くの人が未来への不安や絶望を感じる今だからこそ、できることがあります。
社会から孤立し困難におかれた人の苦しみや孤独を分かち合うこと。
活動を通して出会ってきたホームレス状態にある方たちは、人のつながりの大切さを教えてくれました。自分の努力だけではどうにもならないことがあること、本当に辛いときには助けを求めることすらあきらめてしまうことを目の当たりにしてきました。
ホームレス状態という最も人とのつながりから遠ざかってしまった人と、つながる。
心から笑うことすら忘れてしまった彼らの笑顔を取りもどす。
私たちは信じています。
きっと、社会はやさしくなれる。